ブログを書くために知っておくと良い!参考記事まとめ!
ブログを書いていると、欲が出てきます。たくさんの人に読んでもらいたい。わかりやすい記事を製作したい。そして、楽に書くことはできないものか?頭を抱えてしまいます。
それを解決するために、ここにブログ記事に有効だと言われる代表的な3つの良記事ををまとめておきます。
ブログの記事で注意することがまとまっている良記事
この記事には、現在、ブログの記事を書く上で注意すると効果的なことがぐっとまとまっています。記事は長めですが、見出しを追うだけでも参考にできる点がたくさんあります。
特に、記事の中で注意したいSEOに関して少し気になる記述もあるので、時間がある方は一読してもらえたら良いのではと思います。
ブログの記事の構成に迷ったら参考にしたい良記事
Twitterでは20,000フォロワーを超える有名人。比較的シンプルで、ブログでのわかりやすい記事構成が書かれている記事。一つのパターンとして紹介されており、テーマが決まっていれば、すぐに活用できます。
最近、ワードプレスで見る記事のほとんどはこの構成を基準にしているように見えますが、皆さんはいかがでしょうか?
ブログを書くのが嫌になった時に見たい良記事
SEOにする上で必要な決まりごとを守りながらだと、どうしても窮屈になる。また、書く気力がなくなることがあります。そんな時に見たい記事です。まずは、これじゃないかと、再確認させてくれます。
その上で、アクセスを得るためにこれが必要なんだと認識すればまた書き始めることができるようになります。
まとめ
違った視点で書かれたブログ記事の書き方について3つ集めてみました。どの記事も参考にしたい点があります。
じっくり読んでみると、有効な情報が多い記事。とにかく、書きやすく読者には読みやすい構成を意識した記事。そして、初歩として参考したい記事。どれも、重要なんではないかと思います。
伝えたいテーマがきちんと伝わる記事を製作し、一人でも多くの人に見てもらえるようになりたいものです。
時間があまりない方は、ブログ部の記事だけ読むことをお勧めします。結構長いけれど。
雑誌読み放題 dマガジンと楽天マガジンを比較!
暇つぶしに、ちょっとした好奇心からいつもはふれない情報に触れたいと思うことはありませんか?「話題になりそうなこと」「詳しく知りたかったニュースの内容」「今気になっていることについて」など。
雑誌はその好奇心を満たしてくれるのですが、1冊の価格が¥600〜¥800します。情報の信頼性や写真の多さなどを考えると仕方がないのですが、結構なコストになります。
そこで、dマガジンを利用していました。2014年のサービス開始からずっと使っており大きな変化はなく、大きな問題もなく利用してきました。しかし、もっと使い勝手の良いサービスがあるのではないかと思って今回調べてみました。
そこで、今回はdマガジンを基準に楽天マガジンとの比較をしてみようと思います。
dマガジン
docomoが運営している雑誌読み放題サービス。 現在約380万人の人が利用しているサービスとなります。ドコモを利用している人はもちろん、ドコモでなくても利用ができることが背景にあるそうです。相当多いと思います。
月額の料金は¥432(税込)で、ドコモユーザーは携帯電話の料金と一緒に払うことができます。ドコモを利用していないユーザーは、クレジットカード払いになります。
1つのアカウントで、スマホ・タブレットは最大5台とパソコン1台です。
閲覧できる雑誌の一覧はこちら。
雑誌読み放題!200誌以上が月額400円(税抜) | dマガジン
利用にあたっては、初回31日無料の期間がありその間に試すことができます。
これが、dマガジンのUI(ユーザー・インターフェース)。カテゴリー分けがしっかりされています。流し読み、雑誌を探す時ににはスライドをさせて探します。
右上には検索・一番下にはさらに雑誌ごとやランキングなどを選ぶことができます。
これが、検索画面。雑誌の検索はもちろん、キーワードで雑誌をまたいで検索をかけることも可能です。関連する記事をまとめてみるのに効果的です。
よくみる雑誌はお気に入りに登録をするとアクセスがしやすくなり、カテゴリーと並んで表示されます。
他には、クリッピング機能。これは、雑誌1ページをクリップして保存することができます。ページデザインが気にいったなど、後から見返しやすくする機能です。
もう一つの特徴として、バックナンバーが見られること。雑誌によって、期間などは違うものの月刊誌だと1年間遡って閲覧することができる雑誌もあります。検索機能などを利用して、現在発刊されているだけでなく、バックナンバーにも関連の記事を見つけることができます。
オフラインでの閲覧についても少し。wifi環境下で、ダウンロードをしておくとオフラインでも閲覧ができます。ダウンロードのタイミングなどもメニューからできるので設定しておくと無駄なデータの消費がなくて済みます。
自分がよく使っているのは、「記事から選ぶ」。特集記事がカテゴリーごとに並んでいるので、最新の気になる記事をざっと読むことができます。
楽天マガジン
楽天が運営している雑誌読み放題のサービスです。こちらは、読める雑誌の数が多い。 そして楽天スーバーポイントが利用できます。
月額の料金は¥410(税込)。年間契約をすると¥3,888(税込)です。コストパフォーマンスではこちらの方が良いです。dマガジンと比べると年間で、¥1,296安く利用ができます。
閲覧できる雑誌の一覧はこちら。
こちらも、無料の利用期間が31日付いているので試しやすいです。
これが楽天マガジンのUIです。比較してみると、ずいぶんすっきりしているように見えます。カテゴリーごとに分けられているのは同じです。
ランキング表示もされます。こうみると、楽天の方が見やすいような気がします。目に負担が少なそうです。
雑誌を選択すると、下に一覧が出てくるので見たい記事までスライドさせてみることができます。
楽天マガジンは、利用方法などがまとめてページがありその手順に従えば、管理もしやすく煩雑になることもありません。また、データ容量についての案内もその中にあるので、スマートフォンまたはタブレットの容量を圧迫する事態も防げると思います。
検索機能は雑誌名が中心になるので、記事ごとに雑誌をまたがって検索をすることができません。
よく見る雑誌は「お気に入り」に登録をしておくとアクセスしやすくなります。
dマガジンでは、クリッピング機能でしたが楽天マガジンでは、付箋機能があります。付箋をつけたページを後から検索することも可能です。
バックナンバーに関しては、思ったより配信期間が少ないように思いました。いくつかの月刊誌は過去3ヶ月分ほどとなっています。
オフラインでの閲覧は、dマガジン同様できます。wifi環境下でダウンロードが一番無駄がないと思われます。
比較まとめ
大きな違いは
-月額料金の違い
- 検索機能の違い
- そして、取扱雑誌の違いとバックナンバーの期間
価格は楽天の方が安い。しかし、検索に関してはdマガジンの方が優れていると思います。また、雑誌数は楽天の方が取扱が多いものの、バックナンバーに関してはdマガジンの方が期間が長いというメリットがありました。
購読予定の雑誌が決まっている方には楽天マガジンがオススメです。アプリの使い方も丁寧に記載されているので、容量の問題などがあってもすぐに対処ができると思います。価格も安いので、1冊を購入することに比べれば、いくつかの雑誌を購読することができます。取り扱っている雑誌数も多いので、きっと購読したい雑誌はあるのではないかと思います。
もし、現在利用がなくこれからと考えている方も今使っている方も、無料期間があるので利用してみて自分の用途にあう方を選んで見てください。
自分は、キーワード検索が気に入っているので現状維持していこうと思いました。
新元号「令和」についてのまとめ。
新しい元号が発表されて3日過ぎました。その間にあったことをまとめてます。
発表は、2019年4月1日11:30とされていましたが、実際は11:41ごろ。この11分の間に、天皇陛下そして新天皇となる皇太子さまへ伝達されていたということでした。
新元号「令和」の意味
典拠となっているのは、日本最古の歌集「万葉集」の巻五。 奈良時代、太宰府の長官大伴旅人(おおとものたびと)邸で開かれた「梅花宴」で読まれた32種の歌の序文からとられています。 読んだ人については記載がないものの、山上憶良(やまのうえのおくら)ではないかと言われています。
于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香
時に、初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す。
梅の花見をしている状況を読んでいます。
当時は梅を見ながら、歌読んだりしており平安時代あたりから桜に変わってきました。桜の花見のことは(観桜・かんおう)とも呼ばれます。(普段聞くことはあまりないですね。)
選ばれた「令」には、”美しい””幸先が良い”などの意味があります。言葉の意味を知ると綺麗だなと思う一方で、海外では「指令」「命令」に使用される言葉として、報道されているそうです。
「和」には調和という意味。こちらは、海外でも同様に報道されています。
日本に対して関心のある人には、意図とした意味が伝わって欲しいです。
一番のポイントは、日本最古の歌集から取られたということではないかと思います。確認できる範囲では初めてのことなんだということであり、今の社会的な状況を考えるととても良い選択だと思います。海外との関係性や、取り巻く社会状況が変化していく背景の中で、今一度日本を意識したのではないのかなと感じました。
その他まとめ
エンターテーメント界では、
・インスタグラムを使用して香取慎吾さんがアートライブを生配信。
・ゴールデンボンバーが即日、新曲を製作→販売予定。
・メイプル超合金のカズレーザーさんが本名を公開。
企業も
・メルカリが新元号Tシャツを配布。
・コカコーラも元号をラベルに印刷したコーラを配布。
・万葉集の解説書が売れる。→増刷決定!
など、いろんなところでいろんなことが起こりました。その中でも一番、驚いたのはメルカリで新元号の号外が平均3000円で販売され、その中には、10000円で販売されたものもあったという報道。希少性がそうさせるのでしょうか?
経済的な影響(経済効果)は、範囲が広くて専門家の方も出すのが難しいとおしゃっているそうです。
そして、利用者の多いTwitter。
1時間で200万Tweetがあったそうです。たくさんの人や企業がこぞって、伝えあったのでしょう。元号の意味を伝えているTweetが多かったです。 気になったの、少し紹介します。
新元号、「令和」の話題で持ち切りですよね。色々なネタ含め盛り上がっていますが、例によって話題量を見ましたら、発表タイミングの11:30を含む4/1(月) 11時台だけで200万Tweets超!実質はほぼ30分間での値ですので、さすがに関心度合いが凄かったですね。 #令和 pic.twitter.com/Ll46wrRPc8
— NTTデータ【なずき】 (@nttdata_nazuki) 2019年4月2日
野村一晟が平成」がさかさにすると「令和」になる文字を作りました!#野村一晟#アンビグラム#平成#令和#新元号 pic.twitter.com/NakknFH1XH
— 野村一晟アートプロモーション (@isseinomurapr) 2019年4月1日
新元号アートすげぇ!!👀w#令和元年 #令和
— クソワロ大全集 (@kusowaraeruwwww) 2019年4月1日
pic.twitter.com/DJy14TW6CQ
まとめ
注目度が高く、実際にたくさんの人に影響がある元号。改元自体が多くあることではないものの、昭和と平成では日本の印象は大きく違うように思います。また、これからの日本は観光にしても、仕事にしても、海外の人を今まで以上に受け入れていきます。
そう言った意味でも、これから迎える「令和」にある”美しい調和”が実現できることを願いたいです。
そして、平成も残り1ヶ月ということで個人的な「平成」を棚卸ししたいと思っています。1ヶ月間、振り返りながら、今にそしてこの先に実現したいことに気持ちを新たにしたいです。
ちなみに、今まで生活をしてきた「平成」の意味って知っていますか?
2019年4月30日までの元号「平成」の意味は?
『史記』司馬遷によって編纂された中国の歴史書。
內平外成 (内平かに外成る)
『書経(偽古文尚書)』中国古代の歴史書。儒教の重要な経典「五経」の一つ。
地平天成 (地平かに天成る)
国の内外、そして天地とも平和が達成される。という意味でした。
BLOG運営を考えてみる。
前回、書いた記事の内容が頭から離れなれず、そして藍さんからコメントをいただいたことも拍車をかけて、対策を講じなければならないと考えるに至りました。
しかし、何をしようかと考えてみます。仕事上であれば、達成したい目標を立てることから。そして、達成したい目標のために使える資源の確保。そして実行内容を決める。 実行をして検証。すっごいラフなPDCAを回していくとなるわけです。
その通りにやってみようと思う。
達成したい目標。
現在、月間のPVは100!毎日更新してもこれかよって感じがしますが、寂しいよね。 やっぱり。ということで、今月は倍の月間200PVを目指します。
目標は小さく設定するのが、継続の定石。でもこれで達成できなかったら、PVなんて無視してやっていくしかないと開き直るつもりでいます。
使える資源は?
一番、必要な資源。それは時間です。記事を書く時間。今月は、2日で1記事を書く程度の時間しか取れなさそうです。きちんと手順を踏んで記事をアップするようにしてみようと。
今までの道具に+iPad miniが加わる予定です。アイキャッチなど隙間時間で完成できたら理想的です。
記事の内容
今まで通りで。 ただ、今までとは違う方法でまとめていきます。
記事の見せ方
テーマを変えました。記事の装飾について、CSSを変更する予定でいます。 出来るだけ見やすく、すっきりとさせていきたい。
更新回数
減らす覚悟です。
以前、見た記事では低品質でも毎日更新した方が良いということでした。これは、正しいと思っております。なので、時間が間に合わないことから、さっと書いた記事すらも上げられないことがあっても気にしないでいようという心構えでございます。
文字数
これは、テーマによると思います。
テーマに応じて、必要な情報を盛り込めば、必然的に文字数は増える。内容がなければ短くて終了。
極端に言えばこうですが、それではつまらないのであえて無駄に長くしてみたりたくさん書いて削ってみたりしようと思っています。1記事に手間暇かけます。
SEO
今まで言われている点は考慮して実行する方向でいます。
ただ、後回し、もしくはやる必要がないと思っている自分がいるのも事実。品質に注力すると決めた記事は徹底して実行しようと思います。
まとめ
やることが多い。
ちゃんとやるって大変なことだよね。でも、大切なことだよね。
認知度が高い人だとそこまでの努力は必要ないのかもしれないけれども。記事の制作時に一つ一つを定着させられるようにやってみようと思う。
ブログ運営をみなさんどうしてますか?
他の同時期にブログを始めた方のブログを拝見させていただくと、決定的に注目度が低いことに気がつきました。
「読者数300人」の壁【はてなブログ考察】 - いきたあかし
スマニュー砲を経験、そして読者が300人。桁が違う。
なんでだろうか?ただのおじさんが書いているからなのか?そんなに面白くないかな?って思う反面、気にしていない自分もいます。
このブログの目的が、自分語りの場であることが一番だから。そのため、文章が読み辛いままアップしていることもしばしばあり、Twitterから来ていただいた方には大変なご迷惑をかけていると思います。(次の日、読み直して修正をしています。)
記事を書き溜めておくことが出来るともっと円滑に行くとわかっていながら、まだまだ手付かずでいます。少しづつ書き溜めていきたいと思います。
でもですね、それにしてももうちょっと見ていただく方法はないのか?と調べてみると、 はてなブログにはグループという仕組みがありました。
カテゴリーごとに登録をしておくと、ブログ更新時にそのグループの一覧に掲出されるということだそう。これは利用しておいた方が良いなってことで登録しておきました。
これは別の話になるんですけど少し前に、検索でたどり着いたブログに「はてなブログで書き始めると、文章が下手になる」と書かれていました。
これを見たときそんなことはないだろうと思っていたました。しかし、実際書いている今は書き切ることを最優先するが故に、推敲を行わずにアップしていることが増えています。また、画像に関しても同様で、雑になっているように思います。
これを改善していくためには、記事制作に時間を取ることなんですが、それよりもまずは、記事の目的を分けてみようかなと思いました。読者の方に向けて書く記事と自分語りの自己中記事。
読者の方が何を読みたいかってところは、皆目見当はつかないものの自分が提供できる情報や事実を端的にまとめる記事があってもいいのではないかなと思っています。
記事を読みやすくフォーマット化していくことも必要なのか?はたまた、このままつらつらと書いていくのが良いのか?基準をしっかりと設けて記事の目的に合わせて使い分けができたらいいなと思います。
そして、少しづつでも他のブロガーさんとの交流もはかれたらなと思っています。
作品を見て回ってみての感想!
このところ、集中的に展覧会に行き考えたことを書いてみようと思っています。 やはり、いくつか回ってみると自分の中で捉え方が違うのだなということに、思いあたります。
それは、良いことでもあり悪いことでもあるような気がしている。捉え方の癖とも考えられるから。
以前より知っていたルーベンス展に行き、彼の作品の中でも印象が違うものがあることを知りました。ルーベンスのイタリアでの修行を中心に企画された展覧会ということで、イタリア修行初期の作品を見ました。細部まで描かれている上に、勢いが感じられる印象が強く、この点はイメージ通りでした。
しかし、就業を経てルーベンスが辿った様相は今に見る経営者と言われる立場に置き換えられます。工房を持ち、大量に生産ができるようにしていたこと、得意な分野に特化をして共同制作された作品が展示されていました。知識不足な自分は、一人で晩年まで描いていたと思っていました。
フェルメール展では、フェルメールルームで時期を追うごとに作品の描写がくっきりと浮かび上がってくる様子を見る。これは展示方法のおかげでした。寡作だった意味がよくわかりました。一つの作品に対して、相当の時間と集中力を持って制作されていたのではないかと思う。制作過程に対しての解説はなくあくまで想像です。
数百年前の偉大とされている著名な画家の作品を見ると同時に、の背景を知ると片や商業的にも成功をおさめている画家でした。そして、もう一方は質が高く日常を雰囲気までも表現した画家。比較する訳ではなく、一括りに画家と言っても国や時代によって 生き方はまるで違う。
そこに人生が見えました。
もう亡くなっている、数百年前に完結しているからこそ、そう捉えることができるような気がします。作品1枚の印象よりもその点を思い起こしていることが多かった。現代に通じる要素も感じられた。
展覧会の企画が目的としている部分とはきっと違うと思うのですが、後から振り返ると一番印象に残っているのがそこになります。
一方、VOCA展では、いろいろな表現の仕方を見ました。目を引いた作品は賞を取っている作品でした。作品とタイトルからストーリーが理解できる作品。事前にホームページで作品をみていたからもあったと思いますけれど、どれも本物の方がインパクトがありました。それは作品のサイズや素材から受ける印象の違いだと思います。ストーリーを理解することで、腑に落ちる感覚がとても気持ちが良いものだった。
ある意味でコミュニケーションを図っているような感覚でした。なぜ、そのようになっているのかを観察して推測する。また、タイトルから直感的に解釈ができるのは面白い体験でした。
また、もう一方ではよくわからないけれど、嫌な感じが全くしない作品がある。何だろう?とよく見てみてもわからない。そういうものと割り切るのか?理解するために、また機会を探して足を運んでみるのか?そんなことを考えているのも面白かった。一番は、作者の方に話聞けたらと思ったのもそんな作品でした。
理解ができそうな、でも直感的にはわからなくてと両方が混ざったような作品もあった。そして、シンプルな言葉で表現がしやすい作品もあった。丸がたくさんあって、色が力強くてと。人にどの作品がいいかと問われたら、これだと言ってしまいそうだった。なにやら、とても勢いを感じました。自分が気に入った作品に対してのいくつかの考えが思い描かれて面白かったです。
そして、東京都現代美術館。「百年の編み手たち」。今まで行った美術館にはテーマや章ごとに当時の背景や特徴的な事柄を記した場所があります。この企画展も例外なくそれがあるのですが、無視して作品を見ることに重点を置き回りました。
今から100年前に遡ると、関東大震災、そして戦争がありました。その被害を受けた状況を描いた作品がありました。当時の風景を描いている作品もありました。その時を今に伝える資料としての側面も持ち合わせていることを考えたり、海外からの影響を真っ向から受けて制作された作品を見て、文化が影響し合うのは今も変わらないなと思ったりしていました。
日本にとって大きな影響を与えた事柄を伝えていると感じ、粛々とした気持ちになりながら、作品を一つ一つを見ていくと、最近になればなるほど遊びゴゴロを感じる作品もありました。色使いもどんどん今っぽくなっていく。モチーフも表現している内容もとても身近になっていきます。「何が伝えたいのかわからない」なんて言葉自体が必要なく、そのものに込められた意味などないのかもしれない(本当はあるのかもしれない)とまで思ってしまいました。
作品が多いので、よく見ておきたい作品を選んでいるうちに、自分が好きだと思う作品はどういうものなのかがよくわかった。入ってすぐの頃の作品にそれは多く、年代で把握することができたのは収穫だったのでした。
もう一つの収穫は、美術館を空間として楽しむことも観点の一つに加えておきたいと思ったこと。東京都現代美術館が、リニューアルしたことに合わせて「点音(おとだて)」という仕掛けがされていたことからでした。それは、そこまで高尚なことではないものの、そこに立つことで”気づき”を見いだすことが出来るという企画が盛り込まれています。見逃しがちなことを意識的に見る、聞くというきっかけが作られていることで、感じることを促しています。
東京都現代美術館は、高級感がある空間等いうよりも親しみやすさが主だった空間のように思います。アートを見るだけでなく空間を楽しむことや企画展であれば意図を理解すると、もっとその作品に対しての解釈の幅が広がっていくんだと思います。例えば、作品の並べている順番であったり、構成する章の内容であったり。こう言ったことを含めて感性というのであれば、これからは意識的に磨いていきたい。
東京都現代美術館に行ってきました!
昨日、東京都現代美術館に行ってきました。リニューアルオープン当日ということで、 来館者も多く賑わっていたように思います。お子さんを連れた方が目立ちました。
外観は、以前とあまり変わらない印象でしたが、入り口の脇に広々とした空間が広がっておりモニュメントがあります。その奥には、水が小さな滝のように流れていました。これからの時期は、涼むこともできそうです。
そして、館内へ。入り口を抜けると大きな空間があります。幅のある廊下があり、天井も高く、通路右手は大きな窓になっているのでさらに空間の広がりを感じさせます。入り口の狭さからは想像できないほどでした。
進んで行くと、左手に受付があり、「本日入館無料」の文字。受付で、熱心に話をしている年配の方を横目に先に進みます。最近行く美術館では、よく見る光景です。何を話しているんでしょうか?気になっても聞けないですけど。さらに奥へ。すると企画展「百年の編み手たち」の会場にたどり着きます。展示は3階から始まって地下2階で終了になります。
空間を上手く利用して、東京都現代美術館が所有している約5,400点のうちから「編集」というキーワードを元に選ばれた作品が展示されています。初日だったため、人も多くゆっくり見るという雰囲気ではなかったものの、展示室の中には休憩できる椅子なども用意されていました。
室内がとても明るく空間が広いので今まで行った美術館とは違った印象を受けました。敷居の高さを感じるようなこともなかったです。とても、作品の近くまで寄って見ることもできました。ただ、今までのように「全部一通り見てから、良かった作品をもう一度」っていう見方だと体力がいります。人が少なめの時を狙って時折、休みながらじっくりっていうのが良さそうです。
施設の中には、他にコレクション展の展示室。最近、コレクションに加わった作品などが展示されております。そして美術図書館。洋書があったり、デザインや建築などの書籍もありました。子供向けの図書室もありました。
レストラン・カフェ。カフェはアイスコーヒーが400円。景色を見られるように窓が大きく開かれている席もあったので、ゆっくりできます。ミュージアムショップでは、美術に関する書籍やグッズ関連が購入可能でした。「鈴木昭男」さんのポストカードぐらい買ってくればよかったと後悔しました。
一度では、もったいないと思ってしまったので、今回の会期中にもう一度行きたいと思います。今まで知らなかった作家さんを知ることも「これも作品ですか?」って首をかしげることも、作品の意味を自分で考えてみて良い刺激にしたい。
そして、戦中や戦後の作家さんたちが今に残す当時の情景を表した作品も見ることができる良い機会自体だと思います。歴史的な観点では、教育という面も持ち合わせている施設です。小学校高学年になったりすると、学べることも多いのではないかなと思いました。
今回の「百年の編み手たち」のキーワードは「編集」。今を生きている人にとっては一つの視点としてある部分だとも思います。 展示物の中には、雑誌や冊子もありました。百年をそんな視点で見てみる良い機会かもしれません。
個人的に、人生100年時代に突入というニュースを思い出し、人生もその時々で良いものを残し必要のないものを捨てていく。そんな編集を繰り返しているように思ってしまいました。
基本情報
東京都現代美術館
住所 : 135-0022
東京都江東区三好 4-1-1
アクセス: 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩9分