ラジオ。

 

ラジオ、それは新しい文化との接点の一つだった。以前から気になっていた音楽を聴く機会を作ることができる貴重な時間。サブスクの聴き放題とはまた違った楽しみがある。選曲された音楽を聴くのも、DJの話を聴くのも、いつもと違った時間を過ごせるのが楽しみでなのだ。

 

いつからか、アプリのおかげで、時間に縛られることなく楽しむことができるようになったことは好きな番組を待ち、時間を過ごすことがなくなっただけでなく色々な番組を楽しむきっかけになった。

 

あいまに、気になる音楽をかけている番組を全て聴くことができる。幅が広がるだけでなく、好みの番組を探す方法の一つになった。

 

ンンっと唸る音楽を楽しむ方法が広がったラジオ。これからも時代を反映した音楽と触れる機会になるのだろう。

 

 

雨。

雨。というか雨。雨に濡れてながら歩いているのが楽しい時があった。今も、変らず楽しいと思う時がある。傘がどうしても好きになれない。それなりに生きてきたはずだけど、年々苦手になっていく。

傘は、僕にとっての不自由さの象徴のようだ。雨の中は誰でも行動が遅くなる。いつものように歩くことができない。その中を軽快に歩くことが出来たら気持ちがいい。自分だけが自由でいられているようで。傘いらないと思いながら、下を向いて歩いている。

雨は好きだけど。いつもと違う雰囲気になる台風も好きだけど。はしゃぎたい気持ちをグッとこらえて、大人になっている。本当に大人なのか怪しいものだけど、周りの人にはちゃんとおじさんに見えている。

傘を浮かせて、歩いているフランスのおじさんをTwitterで見たけど。漫画のようだった。なぜだろう。日本人だったらもっと間抜けに見えても良いものなのに、以外に格好がよかった。一つのおしゃれのようで。フランスだからか?それとも・・・ただ周囲の人は完全に無視してたけど。

雨の中は、寂しさを感じるには十分だ。間違いなく一人になれる。他人がいて初めて孤独を感じるという。他人を意識しても、孤独は感じられるし一人では無いと感じることもできる。つまり、気分次第というしか無い。僕の場合は、ずっとそうかもしれない。

無題

美術館に行きたい。人気(ひとけ)が少ないところがいい。じっくりと見てみたい。どんな描き方なのか?その背景を知りたいと思う。その昔、裏の裏まで考えて描いていた画家がいたそうだ。その人の作品は今も見ることが出来る。少し前に、Twitterで重ね書きをしている画家の動画をみた。もっと、隠された何かがあったらおもしろいのになと思ってしまう。

 

隠されている秘密は、大半は知らなくても良いことのような気がする。知ったところでどうにも出来ないこと。知ったら、失望や絶望を呼ぶものそんな感じがする。

 

作り出せるなら希望をもてる秘密が良い。そうすれば、少しは期待をしていられる。それは自分自身へのもの。そして、それを知ろうとする人のもの。

 

ダヴィンチコード読んでから、どんな絵にも秘密があるような気がしてならない。見落としてはいけない何か気づくべきポイントが・・・。というかあってほしい。

 

複雑なものは処理をするのに疲れる。細部まで見ていると神経保たなくて。自分が書くなら単純なものが良いと思う。単純なものは、きっとたくさん描いて削ぎ落として行くから単純化されていくんだろうなと思いながら。

 

それだけではないみたいだけど。これもTwitterだけど、素材がたくさんあると絵が劇的に上手くなるそうだ。僕のように絵が上手くなりたい人から見ると、知りたかった秘密の一つかも知れない。

【映画】シャーロック・ホームズ シャドウゲーム

シャーロック・ホームズの2作目。

天才・モリアーティ教授との対決。複雑に絡んでいる事件を解き明かしながら真相に近づいていき、新たな事件を未然に防ぐ。

できたら格好良いですよね、本当に。憧れます、あの姿。危険なのは避けたいですけど。力も強くないので、どうにかして逃げたいと思いますけど。

あらすじ

前作の最後に現れる一人の紳士。今回の事件の黒幕、モリアーティ教授。 爆破事件や殺人が頻発する状況。バラバラに見えている事件が実は一人の天才によって引き起こされているとはだれも知らず・・・。その事件に隠された本当の目的は・・・?

シャーロックとワトソンは、モリアーティ教授の思惑を止めることができるのか?

基本情報

2012年公開。 監督:ガイ・リッチー

主演:ロバート・ダウニー・Jr
   ジュード・ロウ

感想

息をつく暇もない緊張感がある作品でした。モリアーティ教授は、もとより周りを固めている悪役たちの執念深さや能力の高さに辟易しました。とにかく、前作に比べるとシャーロックたちが追い詰められることが多い。

シャーロックの周りにいるワトソンやワトソンの奥さん、そしてシャーロックと恋仲だったと思われる女性も傷ついていきます。

ワトソンの奥さんは、走る列車の中から敵から逃がすためとはいえシャーロックに川へ突き落とされます・・・。一歩間違えば、死しかない・・・。すごい、危ない。

アクションシーンは、前作よりもスケールアップしていました。砲弾が塔を直撃して倒壊するシーンは圧巻です。その周辺のシーンは、敵との銃撃戦。スローになったり、戻ったりしながら、スピード感を生み出していました。

クライマックスは、シャドウゲーム(戦闘のシュミレーション)を行うことでシャーロックの中で一つの結論が出ます。その上で取った行動は、ため息がでました。モリアーティ教授がいることで、シャーロックの周りの人たちに不幸がつきまとうことを考えると妥当と言えるとはいえ何か他に方法があればよかったとその時は思いました。

全編を通して、緊張感のある作品ですが、シャーロックの変装に少し笑えたりシャーロックの兄であるマイクロフトのキャラクターに少しほっとする場面もありました。

あとがき

3作目に続く作品。

息をつかせず展開していく手法は、面白いけど疲れました。

しかしこうなると、3作目が楽しみです。その前に、また小説を読んでみようかとも思っています。アメリカで製作されたシャーロック・ホームズのドラマもあるのでそれも見てみようかと思っています。

違いが楽しめるといいですよね。

1作目はこちら。 top-page001.hatenablog.com

【映画】シャーロック・ホームズ

名探偵コナン」くんの師匠であるシャーロック・ホームズ。 生誕国である、イギリスBBCの「シャーロック・ホームズ」の質の高さが最近も話題になっていました。関連のドラマなどもDVDで見ることができるようになっています。

そんな「シャーロック・ホームズ」。アメリカでも映画になっていました。公開当時は日本でも広く告知がされていたので、自分も見たいなと思っていたものの、そのままになっていました。

その作品の続編3作目が、2020年に公開される予定でそれに合わせて2作とも見ました。

まずは、1作目の内容を少し、まとめてみようと思います。

あらすじ

イギリスが舞台。連続殺人の容疑者となるブラックウッド卿。捕まった牢獄の中で、蘇ること・そして新たな殺人が起こることを予告する。その後、死刑になったブラックウッド卿は予告通り蘇り、次なる計画を実行しようとする。

ホームズとワトソンは、ブラックウッド卿が仕掛けるトリックを暴き、さらなる殺人を防ぐことができるのか?

基本情報

2010年公開。 監督は、ガイ・リッチー

主演:ロバート・ダウニー・Jr (アイアンマン・アベンチャーズ 他)    ジュード・ロウファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 他)

感想

面白かった。結構、ハラハラドキドキできました。 ただ、小説のシャーロック・ホームズとは別物

ロバート・ダウニー・Jrシャーロック・ホームズ。登場はアクションシーンから。シュミレーションをして戦闘へ。シュミレーション通りに敵を倒してしまう・・・格好良い。1作目の強敵であるブラックウッド卿から女性の命を救う姿も格好よかった。ユーモラスなシーンもあり、登場する敵役の女性との関係性が気になっていくところでもありました。

ジュード・ロウのワトソンは、見た目とは裏腹に粗暴な感じがあって、それもイメージとは違って面白かった。そんなに、賭博やケンカ早いイメージがなかったけどこう見てみると、なんかしっくり来ていました。シャーロックとの関係性の中でそうなってしまったのだろうかとも考えていました。

映画全体を通して、アクションシーンの印象が一番強く残っています。始まって、すぐにアクションのシュミレーションがあります。ここで、なんか見たことがあるなって・・・、何で見たかは忘れました。わかる人いたら教えてください。

そして、アクションシーンの中でも2度、造船場のシーンと最後の橋の上でのアクションシーンは、スケールが大きい。ドキドキしながら見ていました。建設途中の橋の上では誰がいつ落ちるのか、ギリギリのところで攻防を繰り広げます。

アクション映画としては申し分なく面白く、シャーロック・ホームズの要素は観察から導く推理の部分だけでした。推理をもっともったいぶってくれればよかったんですけど、スピード感の方を優先していたように思います。だから、アクション映画。

あとがき

この作品の後に、「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」が2012年に公開されています。

1作目の最後に登場する人物が2作目の黒幕(モリアーティ教授)でした。2作目では、黒幕(モリアーティ教授)の消息は不明になったままになっています。3作目でモリアーティ教授が登場するのか、また違う黒幕が登場するのか少し気になっています。

3作目は映画館で見たいと思います。

iPad mini(2019)が届きました!

ずっと前から欲しかったiPad mini。mini4の時も悩みました。「あったら、便利だよな。」と思いつつ、買いそびれていました。用途がはっきりしていなかったことも原因だと思います。

ただ、今回はタイミングが良かった。iPhoneを買い換えるかどうしようか考えている中での発表。発売後もうすぐに購入ボタンをポチッ。と

そこから、待つこと約2週間。本日手に入りました。Apple pencilも同時に購入したので、開封をして早速使い始める。

思ったよりもサイズが大きく見える。ディスプレイの綺麗さも拍車をかけているのかネットサーフィンが捗ります。メモを開いて、Apple pencilで落書き。反応がスムーズで書きごごちに違和感がない。これだけでも買った甲斐がありました。

サイズ感は手頃、しかし重さは少し感じるかなと言うのが感想。使い方は、いろいろあるので、今取り組んで行くことに対しても利用していきたいです。

ラファエル前派の軌跡展を下調べ!

以前、見かけた展覧会について行ってみようと思い少し調べたので書いておこうと思います。

ラファエル前派とは?

ラファエル=ラファエロ・サンティ。(表記に揺れがある。) 15世紀盛期ルネサンスを代表する画家・彫刻家・建築家。現在でも、有名でアートの知識がそこまでない自分でも知っている。ルネサンス三大巨匠の一人。(その他2人はレオナルド・ダ・ヴィンチミケランジェロ)絵画に必要な才能をバランスよくまとめ上げた天才画家と言われることも。

そのラファエル以前の美術に回帰することを目的として結成された。その発端は、当時のアカデミーが、ラファエロの表現以外の表現を認めない傾向があったこと。そこに違和感を感じたことからとされている。

象徴主義美術の先駆とされている。物語性が強く、技術が高いと評されています。

登場人物。

ラファエル前派同盟を結成した以下の3人。 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ ウィリアム・ホルマン・ハント ジョン・エヴァレット・ミレイ その後、4人が加わる。

擁護をし、そして第2世代と言われる画家たちに影響を与えたジョン・ラスキン。 ジョン・ラスキンは美術批評家であり社会思想家。美術界だけでなく多方面に影響力を持った人物。この展覧会の中心人物です。

代表的な作品は、神話などだけでなく文学からの着想を得て制作されている絵画があることから紹介されていることが多いです。 「オーフィリア」 シェイクスピアハムレットを題材に制作された作品。

ジョン・ラスキン

この美術展は、ジョン・ラスキンの生誕200年を副題としているんです。 ジョン・ラスキンは、前衛的な画家たちを支持をした人でした。

ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーやラファエル前派を擁護し、後進の画家たちへの影響、そして影響は海外の文学者たちにも及んだとされています。夏目漱石などもその一人。

「何を考え、何を知り、何を信じているかは、結局は取るに足らないことだ。唯一重要だと言えるのは、何をするかだ。」

こんな言葉を残しています。

「ものごとを正しく見るには、たった一つのやり方しかない。物ごとの全体を見ることだ。」

個人的には、これが好きです。

まとめ

ラファエル前派の軌跡展は、英国ヴィクトリア朝を代表する画家の作品が一堂に集まっているそうです。軸になるのは、ジョン・ラスキンとラファエル前派そしてその第2世代と呼ばれる作家たち。この流れは、その後にも一つの運動となり繋がっていきます。

美術史など、きちんと学んだことのない自分にもその流れを知る良い機会だと思います。一つ一つの作品にとても興味がありますし。

ジョン・ラスキンの美術に対する考え方の代表的なものに「自然をありのままに再現すべきだ」とする言葉もあり、それを表現しているとされる作品があること。

また、当時の英国の芸術に対する考え方に反発するように生まれたラファエル前派の作品を見てみたいと思いました。